「これが魅惑のキャンプメニューなのだ」第495回サルシカ隊がいく

投稿日: 2017年01月13日(金)07:58

まずは「どうぞ」。
みずのっちの「キャンプバー・ランタン」の代表メニュー・・・・焼きたてパンです!!
南部鉄のパン専用のダッチオーブンで焼き上げます。
1日数回。
こんがりと焼けたのを提供。
チーズや生ハム、さまざまなパテといっしょにワインをお楽しみくだいませ。

テーマはキャンプですから、あまり手の込んだもの、たくさんの食材を使うものは出せません。
その代わり作りたて、アチアチホヤホヤのものを楽しんでいただきたい、できればカウンターやテーブルでワンバーナーで最後にあぶって炒めて煮込んでアチアチにして味わっていただきたいな、と思っているわけであります。

が、そんなキャンプ宴会のまえに、まだ工事のレポートが残っておりまして・・・・

夕方。
みずのっちの「ランタン」、まりりんのお店の照明を担当してくれる「ひかりの魔術師」こと鳴海さんがやってくる。
彼は電気工事の資格も取ったとのことで、テスターを手にしてあちこちの電圧か電流かしらないけれど計りまくっている。

われわれサルシカがいうのも何だが、演劇集団である第七劇場はどこへ向かっているのであろう。
来年ぐらいに、「第七電気設備」などと名前が変わってなければよいのであるが(笑)。

日が暮れてからデザイナーの橋本さんがやってくる。
おばんざいバルすみすのロゴをつくってくれた人である。

今回も2つのお店のロゴ、看板のデザインをお願いしたのだ。

現場の写真を撮り、隊長のわたくしからイメージのヒアリング。
ランタンのときは、写真のようにフムフム、フムフムとまじめに聞いてメモを取っていたが、まりりんのときになると笑ってばかりでメモすら取っていなかった(笑)。

「これ、本気でやるんですよね?」

当たり前です!
冗談でこれだけの労力と資金を投入できません!!!

大工の坂下さんが壁に板を置いているところは、なんとまりりんのポスターが貼られることに!

撮影はなんと写真師マツバラ!
そして橋本さんがデザインをする。
で、たぶんコピーはわたくし。

プロが結集するのだ。
もうマジなのだ。
やるときはとことんやってしまうのだ。

ポスター撮影の様子はまたその時報告するとして・・・・・

大工の坂下さん、まりりんの大工工事を完了させる。
下の空間に冷蔵庫、上の空間にカラオケの機械が入る予定である。

もちろんまわりはピンクに塗られる(笑)。

一方、ランタン店長のみずのっちは、いち早くサルシカ秘密基地へと戻っていた。
そして夜の宴会・・・・あ、いや、試食会の料理をつくっていた。

「きょうは大丈夫だろうな、みずのっち」

「だいじょうぶっす」

実は前回、みずのっちは宴会料理長でありながら基地に来るのが遅れるという痛恨のミスをやらかし、みずのっちの料理が出る前に、みんな空腹に耐えられず、あるものをじゃんじゃん焼いて食べて飲んでしまい、みずのっちが「おまたせ〜」と出てきたときには、みんな「もう食えん〜」の状態であったのだ。

が、今回はすでにガスコンロのうえにはダッチオーブンが並び、みずのっちは余裕の笑みを浮かべていた。

しかし。
客席となるウッドデッキスペースのストーブには火は入っておらず、激寒状態。
テーブルの掃除もなされていない。

うーむ。
まだみずのっちには、お客をもてなす、喜んでもらうというところがわかっておらぬようだ。

みんな疲れて工事から返ってくるのだ。
温かい席が用意され、冷たい飲み物が用意され、すぐさまカンパイできてこそ、「おおお〜、みずのっち、大好き〜」となるのだ。
それをおまえ、いきなり寒いわ、薪を運ばねばならぬわ、ううううう!!

みなさん、こんなみずのっちですが、どうかご心配なく。
オープンまでに躾けます!!
なんとか!!!

さて。
で、肝心のメニューであるが・・・・

昨年末からひたすら焼き続けてきたパンは、安定のおいしさであった。
オリーブオイルをつかったパン、バターたっぷりパン、くるみパン。
いずれも甘みを押さえてワインやおつまみに合うようにしてあった。

焼き立てを割ると湯気が立つ。
そして歓声があがる。

これだこれだ、これぞキャンプ料理の醍醐味なのだ。

トマトのめんつゆ漬け。
これうまい。
びっくりするほど。

みずのっち作じゃないけれど、メニュー採用決定(ワタシ的にはしたいなあ)。

あとね、やはり缶詰料理を忘れちゃあいけません。
サバ味噌缶をそのまま使っての料理。
まあ、これはキャンプ料理の鉄板ですからね。
出来立てアツアツなら絶対においしいの!

チーズをたっぷり乗せて焼いて、ネギを落としただけ。
吠えるほどにうまし!

まだこれからブラッシュアップしていきますが、こういうのをワンバーナーといっしょにお出ししようかな〜と思っております!